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チャプター 1256 チャレンジ

ステラは透明なビニール袋を開け、小麦粉をひとつかみ掴むと、にっこりと笑った。「今回の挑戦はとても簡単よ!みんな、一列に並んで、口にトランプを咥えてちょうだい。その上に私が小麦粉をひと匙のせてあげる!最初の一人が自分のカードの小麦粉を二人目のカードに移すの。二人目は三人目に、というふうに続けていく。最後尾はチャールズね。途中で小麦粉がこぼれてもいいけど、彼のカードに届いた時点で、まだ半分は残ってないといけないわ。さもなければ失格。条件をクリアするまでやり直しよ」

一回戦、二回戦の経験から、誰もが慎重になり、ゲームを軽く見ることなく、何度もルールを確認した。

「これだけ?他に条件はないのか?」...