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第1209話完結しました

ラッシーはずっと罪悪感を抱いており、彼女と対峙することを避けてきた。

だが今日、彼女はもう我慢できなかった。

もし彼女がこれまで何度も引き下がっていなければ、ハーパーがここまで厚かましくなり、自分の娘にまで手を出すことはなかっただろう。

「カーターさんのお祖父様が私を選んだのは、私がベネット家の人間だから、私が貞淑で、教養があり、洗練されているからだと本当に思っているの？」

ハーパーは傲慢に顔を上げた。「そうではないのかしら？」

ラッシーは彼女の無知と厚顔無恥を嘲笑った。「ムーア家が、その地位と富をもって、政略結婚を必要としていると思うの？ 彼が私を選んだのは、それらの理由のどれでも...