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377話

シャーロットはティナに視線を向けた。

ティナの表情が彼女の心を露わにしていた。しかしシャーロットには確かな証拠がなかった。

一呼吸も置かずに、シャーロットは言った。「ティナ、あなたは彼を愛したことなんてなかったわ。いつもあなた自身のことしか考えていなかった」

ティナにとって、イーサンはただ手に入れられない輝かしいおもちゃに過ぎなかった。

この恋の根本は最初から歪んでいたのだ。

爆弾を投下した後、シャーロットは踵を返して立ち去った。

彼女はゆっくりと歩き、ジェンナが横にいて、すべて冷静で落ち着いているように見えた。

ティナは嫉妬に燃えていた。

シャーロットは全てを持っていた。...