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349話

フレデリックは深夜近くに帰宅し、疲れた体を引きずって玄関から入った。

廊下には寂しい灯りが一つだけついていて、家全体が静まり返っていた。

最初に、彼は上階の子供たちを確認し、それからネクタイを引きちぎって主寝室へ向かった。シャーロットはすでに深く眠っていて、部屋は弱い月明かりだけで照らされていた。

フレデリックはベッドの足元に少しの間立ち、それから浴室へとよろめきながら入った。

彼のコートとシャツはタバコとアルコールの臭いがした。それらを洗濯かごに放り込んだ。

シャワーを浴びた後、彼はシャーロットの背後に滑り込んだ。

彼女の呼吸は規則正しかったが、彼女が目を覚ましていて、ただ寝たふ...