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236話

夜の9時頃になって、ようやくローラが現れた。

彼女はご飯を二杯も急いで平らげた。

シャーロットは今日、彼女にとても優しくしていた。お風呂に入れて、髪を乾かし、さらに寝る前に物語も聞かせてあげた。ローラは今夜ここに泊まることを知っていて、幸せな気持ちで眠りについた。

シャーロットはベッドサイドのランプを少し暗くして、つま先立ちでそっと部屋を出た。

フレデリックと話したかった彼女は、少し探し回った後、書斎でくつろいでいる彼を見つけた。彼はただ薄暗い中で座っているだけで、煙草も吸わず、ただ座っていた。

「フレデリック」シャーロットが呼びかけた。

彼は少し驚いた様子で、立ち上がって歩み寄り...