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チャプター 276

ドミニク視点

夢はいつも同じようにやってくる。闇を刃のように切り裂いて。望んだことも、求めたこともないのに、それでも夢は俺を見つけ出す。鋭く、鮮明に。始まりは陽光だ。金色で暖かな光が森に降り注いでいる。夢の中の俺はもっと若く、体にはエネルギーと怒りがみなぎっている――いつも、この怒りだ。あの頃は、何に燃えているのかも分からなかった。ただ、その炎が消えることはないということだけは分かっていた。

何かを追跡している。はぐれ者(ローグ)か、あるいは。詳細はぼやけているが、一つだけはっきりしていることがある。彼だ。

コンスタンティン。彼が木の後ろから姿を現すと、まるで全世界が停止したかのようだった...