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182話

イーサン視点

じっと座って何かが起こるのを待つなんて、俺のスタイルじゃない。今までそうだったことはない。

俺はどちらかというと、なんて言うんだろう…実践派?そう、まさにそれだ。ただ、もう少し創造的なだけだ。

そして今、俺の創造性は母さんのくだらない気晴らしの試みによって制限されている。エベレットが母さんの花についての延々とした話を聞くのを気にしないからといって、俺も同じだとは限らない。

俺の世界では、花は二種類しかない—バラとそれ以外の花。それだけさ。

いつか、三種類になるだろう。バラ。それ以外の花。そしてアッシュが一番好きな花。

そういえば、飛び出して彼女を見つけ、誰かの尻を蹴飛...