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第562話さっそくご参加ください

デメトリウスは熱心に頭を縦に振った。「いいよ、行こう」

一行は更衣室に戻り、シャワーを浴びてから着替え、レストランへ向かうシャトルに乗った。

席に着くとすぐ、ウェイターが近づいてきた。「スミス様、奥様、国際色豊かな料理を各種ご用意しております。昼食は何になさいますか?」

セブはシャロンを見た。「シャロン、君が選んで」

シャロンはデメトリウスを見やると、彼の目がローストチキンレッグに釘付けになっていることに気づいた。思わず微笑んでしまう。「私はステーキが食べたいけど、デメトリウスはチキンレッグに心を奪われているみたいね」

彼女の視線を追って、セブもデメトリウスがチキンレッグにほとんど涎...