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440話

セブは彼女を抱きしめ、満足げな笑みを浮かべた。「褒めてくれてありがとう」と彼は言った。

シャロンは彼の真剣な表情に思わず笑ってしまった。

リビングルームに足を踏み入れるとすぐに、デメトリウスが小さな足で二人に向かって走ってきた。興奮のあまり、シャロンに到達する直前につまずき、前のめりに転んでしまった。

シャロンは素早く彼を受け止め、安定するのを手伝った。「デメトリウス、次は急がないでね。気をつけて」

デメトリウスは誇らしげな顔で彼女にチョコレートの一片を手渡した。「ママ、今日幼稚園で金の星をもらったんだ。これは先生がご褒美にくれたチョコレート。ママにあげる」

彼はシャロンが甘いものが...