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172話

クリスの目がからかうように光った。「君はグレースについて話せるのに、僕は君について話せないの？」

レベッカは立ち上がり、嘲笑した。「セブのためにグレースを擁護すれば、シルバークレストグループとのパートナーシップが得られると思ってるの？馬鹿ね！」

クリスは正体を見透かされたように感じ、顔つきが醜くなった。

「君はただ片思いが報われないからイライラしてるんじゃないかな」

「あなたね！」

レベッカの顔が怒りで真っ赤になった。彼女は立ち上がり、冷たく言った。「後悔することになるわよ！」

彼女は個室から怒って出て行った。

セブは無関心な表情で、感情を表さずに全ての光景を見ていた。

部屋は...