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60話

ブライス

「何?」濃い眉が混乱で寄せられた。

「ここに好きなときに来ていいと言ったけど、一つ条件があったでしょう、覚えてる?」

彼女の唇はその記憶に微笑みそうになった。

「でも...」

「私のためにそれくらいできないの?」

私は親指で彼女の下唇をなぞった。彼女の息は荒くなった。

そして彼女はついに頷いた。いい子だ。

彼女がコートを脱ぎ、後ろのソファに投げるのを見ていた。彼女はドレスを脱ぎ始める前に私の目を探した。

彼女の胸元と首の柔らかい肌を見つめていると、私のものがズキズキした。横のジッパーを開けると、彼女はそれを腰から下へと引き下ろし、足元に落とした。

彼女は再び私を...