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50話

ブライスは私の後ろについてバスルームに入ってきた。私は心臓が早鐘を打ち、緊張が高まるのを感じた。興奮も同時に高まっていた。

「始めていいわよ…」私はシャワーに入りながら言った。笑みを隠しながら。

私は服を脱ぎ始めた。彼がガラス越しに私を見ているのを意識しながら。

彼が話し始めると思ったが、沈黙したままだった。

「待ってるわよ」私は髪を結びながら言った。そしてシャワーをひねった。

温かい水が肩と背中に降りかかり、全身を濡らし、リラックスさせてくれた。

振り向くと、ちょうどブライスが最後の一枚の服を脱ぎ捨てるところだった。彼は近づいてシャワードアを開けた。

「入れるとは言ってないわ...