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92話

ロミオの話を全部聞いて、自分の言いたいことも言った。そうしたらずっと気分が良くなった。私は彼に恋をしていると告げたほどだ。まさか自分がそんなことを言うとは思わなかったけど、彼が同じことを言い返さなかったことも見逃さなかった。でも、それは受け入れなければならない。彼の行動は言葉よりも雄弁だし、それは空っぽの言葉よりもたぶん良いことだ。

「プレイルームに行くのは本当に今夜まで待たなきゃならないの?」彼は後ろから来て、私の背中を彼の胸に引き寄せながら尋ねた。彼が明らかに硬くなって準備ができているのを感じることができた。

「ここでドムなのは私じゃないわよ、ロミオ」私は笑顔で言った。

「ああ、そう...