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173話

ロミオ

彼女が「まだイキ続けてるかも」と言った時、俺はすごく誇らしく思った。女性をあんな風にイカせるのは別格だ。彼女の全身がずっと収縮しているのが見えた。触れようとするたびに、彼女は「ダメ!」と叫んだ。ようやく落ち着いた時、俺は尋ねた。「ベッドまで抱っこしていい?」

「お願い」

俺は彼女を抱き上げて寝室まで運んだ。

「クリスマスの飾り付け見た?」俺は彼女のオーガズムから気をそらそうとした。

「正直まだ見てないわ。通り過ぎたけど、よく見なかった」

「そうか。クリスマスツリーが好きじゃない俺から見ても、すごく素敵だし、色合いもまさに君の望んだ通りだよ」

「クリスマスツリー好きじゃないの?」彼女は...