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355話

エリザベスが振り向いた瞬間、イライジャはひざから先に床に倒れ込んだ！

この男は「君だけだ」と言ったばかりの男とは180度違っていた。

イライジャの目は後悔で真っ赤だった。「パーシーさん、大変な過ちを犯しました！」

エリザベスはまったく気にしていなかった。彼女は彼をハエのように手で払いのけた。「立ちなさい。そんな風にしないで」

イライジャは言葉に詰まっていた。

「実は私はグローリーMを誘拐して、ほとんど...」イライジャは言葉を飲み込み、一言一言が重くのしかかってきた。

しかしエリザベスは彼を認めるように言った。「勇気があるじゃない」

イライジャは黙り込んだ。

彼はその勇気を誰か...