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190話

アイラ視点

目の瞬きの間に日々が過ぎていった。オーラの量が肩に重くのしかかり、日に日に弱くなっていくのを感じていたにもかかわらず。

妖精たちがくれる薬はとても強力で、飲むたびに丸一日眠ってしまうので、朝起きたらすぐに飲むようにした。それがゴーストが私に与えてくれる力に加わるからだ。

これのおかげで、午後から夕方の一部をゲストたちと過ごすことができた。多くの種族が到着し、城は幸せと多様性の光で輝いていた。

徐々に、みんなが結婚式のテーマである「春」に乗り気になっていった。花々は私たちの象徴として手作業で選ばれ、周囲の家々からのすべての花があるだけでなく、スメラルドスやセレーネの涙も散り...