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40話

ダミアンは横を見やり、ナボニドゥスの質問に答えながら、ほぼ睨むような視線を送った。「このバカの弟だ。奴は何年も俺の女の妹と性的関係を持っていた」

ナボニドゥスは目を見開いた表情で、この展開に驚いていた。そして彼はザンダーの方を向いた。「ザンダー」と彼は言った。

「はい?」ザンダーは応えた。

「君の兄は…」ナボニドゥスは言葉を途切らせた。

「はい?」ザンダーは沈黙の後に尋ねた。

「君の兄は愚か者だ」ナボニドゥスはついに言った。

ダミアンは、ナボニドゥスの言葉によってザンダーの顔に浮かんだ複雑な表情を見て笑った。

眉と口の端を痙攣させながら、ザンダーは言った。「その点については、アル...