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818話

ジュニパーは誘惑的な仕草を見せ、アンソニーの欲望はますます強くなっていった。

彼の口は乾いていた。

薄暗い光の中、彼女の優美な姿は、まるで羽毛のように彼の心を絶えず焦らしていた。

一つ一つの動き、すべてが焦らしだった。

彼の目に宿る熱を感じ、ジュニパーは内心誇らしく思った。「居心地悪いでしょう?いいことよ」

彼女は柔らかい唇を噛み、顔を向け、色っぽい視線を投げかけた。「アンソニー...」

その呼びかけだけで、アンソニーの骨はほとんど溶けそうになった。

「背中に手が届かないの、手伝ってくれる?」彼女の甘い声は、どんな男性も狂わせるほどだった。

アンソニーは喉を鳴らして唾を飲み込ん...