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184話

レイチェル

マッシモが出て行った後、私はベッドに横たわりながら、この数日間に起きたことと、どうやってそれを乗り越えるかについて考えていた。時間がかかることはわかっているけど、マッシモとの素晴らしい親密さを失いたくない。彼が私を急かさないことも、彼が私を助けてくれることもわかっている。でも私の中には、今すぐにこの問題を解決して人生を前に進めたいという切迫感がある。セラピストのことも考えたけど、もう経験済みだし、またそれをする気はない。

それから、パリで行ったセックスクラブのことを思い出した。そこでどれだけセクシーに感じたか、マッシモやロープを使う縛師と一緒にいてどれだけ守られていると感じたか...