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第45話

マッケンジー

体が痛かった、それは認めるけど、彼には言うつもりはなかった。ただ彼とベッドで一日中横になっていたくて、そしてそれが私たちがしたことだった。

「ダリウス、あなたの誕生日はいつ?」と私は彼に尋ねた。彼は私たちの手を見つめていた。彼は私の手を彼の手の中に持ち、指を絡ませていた。

「10月31日だよベイビー。君の誕生日が12月1日だって知ってるよ」彼は私の手に口づけしながら言った。

彼の電話が鳴った。彼は目を回したが、電話に出てスピーカーにした。最初に聞こえたのは遠吠えだった。私は彼を見た。

「ケルベロス、そのふざけた真似はやめろ」

そして彼は吠え始めた。私は笑わずにはいられ...