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第45話

オーレリアはすぐに慌てふためいた。

彼はどうしてそんな恥知らずな言葉をあんなにも簡単に口にできるのだろう?

ナサニエルの手が腰元で軽く動くと、ベルトが自動的に外れ、ズボンが彼の腰にだらりとかかった。彼の冷たい目には少しだけ色気が宿っていた。

オーレリアは彼が本気だと理解した。

彼女は顔を向けると、ベティがどこかに身を隠していることに気づいた。

この瞬間、彼女はベティが出てきてくれることを願った。たとえ一杯の水を注ぐためだけでも。

ナサニエルはすでにズボンを脱ぎ始めており、彼女と性行為に及ぶ決意が固いようだった。

「あなたには恥という概念がないのね」オーレリアは顔をそむけ、彼を見ることを拒んだ...