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第87話

「だめ」

私はそこに立ち、マドックスを見つめながら、彼が言ったことを理解できずにいた。その言葉が完全に頭に染み込むまで、声に出して繰り返す必要があった。「だめって？」と私は彼に尋ねた。

「そうだ、アイラ。俺は絶対にお前をマアトゥアに行かせない。今も、これからも、決してな」彼は腕を胸の前で組んで私の前に立ち、まるで自分の言葉が最終決定であるかのように私を見下ろしていた。

技術的には、彼の言葉は最終決定だ。結局のところ、彼はアルファ・キングなのだから。彼はいくつもの方法で私がそこへ行くのを阻止できる——単に命令して従わせることから、ザブリナやヒル・カントリーパックから連れてきた他の捕虜たちと一...