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第322話

リヤット

妊娠がかなり進んだ伴侶から、最も勇敢な戦士さえも怯ませるような視線を向けられて、アイザック王の頬が赤くなるのを見て、私はわずかに心が満たされるような気がした。

男に対して少しの同情さえ感じた。状況が違っていたなら、妊娠中の女性と番になることの試練について共感していただろうが、私たちは友達ではない。

私には友達がいない。そのほうが好ましい。強いて言えばグレンジャーが友達に最も近いだろうが、今は彼はヴェールの向こう側にいる。生きていて、私のベータとしての義務を果たしていることを願う。

頭はまだ重く、感覚は鈍い。アイザックがエラとマディの後ろに続いて部屋を出ていくとき、私の力は血管の中で...