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第151話

イスラ

私の人生で今までやったことの中で、これは間違いなく一番クレイジーなことだろう。

でも、私はそれをやろうとしている。

セスが手伝ってくれることに同意した。トリニティには話さないことにした。彼女は私が島に行くべきかどうかについて揺れ動いているから。最初は、ひどいアイデアだと思っているようだった。最近では、やはり私が行くべきだと思っているようだ。

どうでもいい。セスが城から出る手助けをしてくれて、私がボートに乗るまでマドックスにこの状況を知られないよう遅らせてくれさえすれば、うまくいくはずだ。

今、いとこに知らせるだけでいい。

私はアントニーを信用していない。少なくとも完全には。結局、彼は...