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第500話

スーザンは電話を置き、少し考えをまとめてから、回転椅子に身を預けた。

彼女がぼんやりしていると、イザベラが突然入ってきた。

「ねえ、宅配便が今これを届けたわ」イザベラはそう言って、スーザンの前に小包を置いた。

スーザンは小包に眉をひそめた。「一体誰がいきなり荷物を送ってくるのかしら?」

「開けてみたらどう?」イザベラは彼女の向かいに腰を下ろした。

好奇心に負けたスーザンは、小包を開けた。

中には緩衝用のビニールフィルムがあった。それをはがすと分厚いビニール袋、そして段ボール箱、最後に黄色い綿の袋が出てきた。

イザベラはくすりと笑った。「誰かがからかってるのかしら?」

スーザンは...