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第489話

彼女がすっかり疲れ果てているのを見て、セブも興味を失った。手に持った膨らんだコンドームを見ながら、彼は「なんて無駄だ!」と呟いた。

それを聞いて、スーザンは布団の下で笑い声を漏らした。

セブは電気を消した。スーザンは彼の腕が伸びてくるのを感じ、二人とも疲れ切っていたので、すぐに眠りに落ちた。

翌朝、スーザンが身支度を整えてバスルームから出ると、セブが鏡の前でネクタイと格闘しているのが目に入った。

彼が苦戦しているのを見て、スーザンは笑みを浮かべながら近づき、「私がやってあげる」と言った。

セブは手を下ろし、スーザンは丁寧にネクタイを結んだ。

セブは彼女の集中した顔を見下ろし、手を彼...