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第1240話ベッドから床までのレスリング

セシリアは星空を見上げて、満足そうに言った。「私を連れ戻さなくていいわ。ここで寝ても大丈夫」

満足げなセシリアを見つめながら、ダリルは頭を後ろに傾け、ビール缶の半分を一気に飲み干すと、笑いながら言った。「大きな魚があなたを連れ去るかもしれないよ」

セシリアはダリルを横目で見た。「私を連れ去るのはあなただけだと思うわ！」

彼の目が光り、彼女の隣に横になると、片手で頭を支えながら笑顔で尋ねた。「君は僕のことがかなり好きみたいだね！」

「誰がそんなこと言ったの？全然好きじゃないわ」セシリアは指先で彼の鼻を軽くつついた。

ダリルは素早く彼女の手を掴み、その手の甲にキスをした。

「手が油だら...