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第1037話

レオンは身を乗り出さず、その場に立ったまま、半笑いでイザベラを見つめて言った。「こうしていつまでもキスしていられたらいいのに」

これを聞いて、イザベラの顔は赤く染まった。

そしてイザベラは冗談めかして叱った。「キャシーがもう二回も呼んでるわよ、行きましょう！」

その瞬間、レオンは手を伸ばしてイザベラの手首をつかみ、尋ねた。「これで仲直りできたってこと？」

イザベラはすぐにレオンを睨みつけた。「もちろん違うわ！」

「もう許してくれたと思うけどな」レオンは彼女の手をしっかりと握りながら言った。

イザベラは彼の手から自分の手を引き離した。「今回はあなた、大きな過ちを犯したのよ。三ヶ月の反...