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第54話

私は1歳までの赤ちゃんを預かる託児所を見た。次の部屋は1歳と2歳児用で、その次は3歳と4歳児用だった。各部屋はカラフルな漫画のキャラクターとぬいぐるみで飾られていた。食事とおやつのために設置された小さな食堂も見た。子供用のピクニックテーブルが数個あるだけだった。素晴らしい設備で、子供たちは皆ここが気に入っているようだった。子供たちが求めたハグと別れの挨拶を終えると、私たちは次の場所へ向かった。「ルーサー、子供たちはどこで学校に通うの?」と私は尋ねた。「敷地内に幼稚園から5年生までの小さな学校があるよ。町には小学校、中学校、高校もあって、そちらを利用する人もいる」と彼は言った。

私は後ろを歩い...