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第24話

レキシ

トープ先生は、私が十分に回復したので病院を出てパックハウスに行き、みんなと一緒に食事ができると言った。パックハウスは病院と同じ敷地内にあり、歩いて行ける距離だった。パックハウス、笑っちゃうわ。その場所は巨大で、むしろステロイドを打ったようなマンションという感じ。彼らは、もっと話し合った後で案内すると言っていた。私は大きな食堂に案内された。というか、学校の食堂のような場所だった。六人掛けのテーブルが縦に三列、横に四列並んでいた。奥の壁に沿ってビュッフェが設置されていた。ハンバーガー、フライドポテト、マカロニチーズ、ポテトサラダ、プルドポーク、コールスロー、ベイクドビーンズ、そして数えき...