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第7話

シーラの視点

全身が雷に打たれたような感覚で、感覚が研ぎ澄まされていた。考えることも、呼吸することもできなかった。キリアンの唇が私の唇に触れている間は。

彼の香りと触れ方が私の身体を支配し、内側から弱く、切なくさせた。それは電撃のような火花を散らし、私の身体が彼に反応するようにさせた。彼は私の腰をしっかりと掴み、下唇を引っ張って優しく吸った。

私が喘ぐと、キリアンはその隙に舌を私の口の中に滑り込ませた。脚の力が抜け、弱くなっていく私は、キリアンの強い腕の中に崩れ落ちた。彼は私の体を腕で包み込みながら、迎え入れてくれた。

キリアンは片手を私の髪に差し込み、私をさらに引き寄せながら、唇で...