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第50話

キリアンの視点

私はうめき声を上げながらベッドの上で身じろぎした。琥珀色の瞳を開くと、私の腕の中に完璧に丸まって眠る僕のつがいの美しい姿が目に入った。私は満足感に溢れた溜息をつき、彼女の隣に頭を寄せた。昨夜は人生最高の夜だった。僕のつがいと愛を交わした時の恍惚感は、言葉では表現できないほどだった。最高の感覚だった。彼女は世界で最も美しい女性だ。

私は彼女に近づき、肩に軽くキスをした。シーラは眠りの中で体を動かし、小さな喘ぎ声を漏らした。私はシーツを掴み、彼女の裸の肌を覆った。

目を向けると、コテージの外はすでに日が昇っていた。私は昨夜床に脱ぎ捨てた服を集め、急いで身に着けた。

「ライカ...