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第157話

私は携帯の連絡先をスクロールして、バッジバニー(警官好きの女)を探している。ソファに座り、足をコーヒーテーブルに乗せ、手の届く場所にビールを置いている。今は夕方5時過ぎで、家に帰ってから1時間ほど経つ。こんな生活になってしまった。本当は安定した関係が欲しいのに、隣に住む女性のせいで欲情しすぎて、最低の選択をしようとしている。落ち着いて2.4人の子供を持つという決意は吹き飛んでしまった。今はとにかく発散したい。

目に止まる名前がある。キャンディとはずいぶん話していないが、その名前の通り、彼女はいつもベッドでの熱い一夜に応じてくれる。指が彼女の番号に移動する。そのとき、玄関ドアに一定のノックが聞...