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第347話

7号室は施錠されていたが、その横の壁には石の箱が埋め込まれていた。エリザベスはそれを開け、中に二つの小さなスロットを見つけた。彼女はウェインの身分印と鍵を取り出し、それらをスロットに置くと、ドアが自動的に開いた。彼女は自分の荷物を手に取り、中に入った。

中には木製の棚があり、その上に呪文の巻物が置かれていた。彼女はウェインの印から放たれるオーラを使って巻物と融合させた。すぐに巻物は燃え尽き、灰となった。鍵穴も継ぎ目もない棚がゆっくりと自然に開いた。

棚の中には小さな四角い木箱があり、四隅には呪文の巻物が貼られ、古代の錠前が付いていた。エリザベスはその箱を取り出し、ウェインの馴染みのあるオー...