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第1582話

クインはアレクサンダーがしばらく戻ってこないことに気づき、火を消し、棒を手に取って彼を探しに行った。

草はアレクサンダーが歩いた跡がはっきりと踏みつけられており、彼の足跡を追うのは簡単だった。

彼を見つけたとき、アレクサンダーは井戸のそばで、水をきれいにして汲み出す方法を考えていた。

水は約2メートル下にあり、手で届くには難しい深さだった。

クインは彼に近づいて言った。「ここにいたのね、アレクサンダー」

近づくと、アレクサンダーは手を上げて彼女を止めた。

「気をつけて。落ちないで」と彼は警告した。

クインは下を見て、ようやく井戸に気がついた。「あ、井戸なのね」と彼女は言った。

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