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第1325話

ピーナッツが車に飛び乗ると、シートベルトをカチッと留めた。

この車に初めて乗った時は怖くてたまらなかったが、置いていかれたくなかったので我慢した。今では落ち着いていた。

ピーナッツはウォルターの家に三日間泊まっていて、その間に警察がすでに六回もドアをノックしていた。フレイヤが何か警察に漏らしたに違いなく、それで警察が詮索してきたのだ。

裁判の審問は二週間後に控えており、フレイヤとゲティにとって逃げ道はなさそうだった。

フレイヤはもうタオルを投げていた。ウォルターがピーナッツを見捨てなかったと知ると、彼女はさらに落ち込み、刑務所に戻る日をただ数えるだけだった。

審問の三日前、どこからと...