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第1223話

アレクサンダーはかなり痛めつけられていて、酔っ払いのようにフラフラしていたため、クインはいつ顔から倒れるか心配だった。

「おい、ベッドで休んだ方がいいぞ」とクインは言った。

ベッドは本当に粗末なもので、ただの土と煉瓦でできていた。アレクサンダーはよろよろとそちらに向かい、どさりと座り込むと膝を抱え、クインに弱々しい表情を向けた。

「お前はどうする？」と彼は尋ねた。

「私は寝ないわ」と彼女は言い、木の切り株で作られた粗末な椅子に向かった。

アレクサンダーはため息をついた。「まだ怒ってるのか？」

クインは背中を向けた。「嘘つきとは話したくないわ」

「じゃあいつになったら俺と話してくれ...