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第1165話

クインは地面に倒れ、恐怖で目を見開いたままアリステアを見つめていた。彼女は次に何が起こるか、おそらく予測がついていただろう。

アリステアの興味は一気に冷めた。彼はクインに唾を吐きかけ、大きく一歩踏み出すと再び彼女の顎をつかみ、ポケットから薬の瓶を取り出した。

クインは唇をきつく閉ざし、その瓶に目を向けたまま、中身が何であれ良くないものだと悟った。

「口を開けろ！」アリステアは怒鳴り、彼女の顎をきつく握りしめ、頬が真っ赤になるほど力を入れた。

彼女は歯を食いしばり、彼を睨みつけようとしたが、最終的には屈服して口を開けざるを得なかった。

アリステアは瓶の中身を彼女の口の中に放り込んだ。

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