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第1092話

クインは部屋に戻り、ドアを閉めた。彼女は電話を取り出してアマンダに電話をかけようとしたが、指はダイヤルボタンの上で宙に浮いたままだった。

結局、彼女は電話をかけるのを諦めた。

太陽は一日中照りつけ、雪のほとんどを溶かしていた。

翌朝、クインは仕事に向かった。今回ウォルターは彼女を止めなかったが、彼女が出て行くとすぐに電話をかけた。

「クインに目を光らせておけ」と彼は命じた。

彼はドアのところに立ち、彼女が遠くに消えていく姿を見つめ、その目は揺らめいていた。

「あいつに会いに行くんじゃないだろうな」と彼はつぶやいた。その言葉は風に消えていった。

クインは小包を受け取りに行った。名前...