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第1086話

「本当にあなたなんだ！」とショーンは言い、クインを見回した。間違いない、バディとリバティーがこんな間違いをするはずがない。

クインはバディを離し、ショーンを一瞬見つめてから馬に跳び乗った。「人違いよ」と彼女は冷たく言った。

彼女が走り去ろうとする前に、ショーンは手綱をつかんだ。彼はほとんど懇願するように言った。「ずっとあなたを探していたんです。ケネディさんは一年以上も探し続けていて、靴を八足も履き潰したんですよ！」

クインの目が苛立ちで光った。「言ったでしょ、人違いよ。どいて！」

ショーンは彼女を無視して話し続けた。「ケネディさんを見かけませんでしたか？連絡が取れないんです。昨日この方...