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第957話

ガブリエラは眉を上げ、ジョニーの胸に手を置いた。

「あなたはちょっと退屈だけど、ベッドの中では最高よ。それがあなたの個性のなさを補っているわ」

ジョニーの顔が曇った。「僕をただ欲望を満たすための道具としか見てないのか?」

ガブリエラは笑った。

「ねえ、私の中にいる時、あなた嬉しくないの?」

彼女は指で彼ののどぼとけをからかった。

ジョニーののどぼとけが上下した。彼は彼女の手を払いのけた。「退屈だ」

彼が立ち去ろうとすると、ガブリエラは彼をつかんだ。

「どうして怒ってるの?後で冷静になるの手伝ってあげようか?」

ジョニーは彼女をじっと見た。「どうやって?」

ガブリエラは色っぽ...