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第35話

「地平線刑務所」独房。「ゼフィリア」。

オーレリア・ダスク。

「彼らと一緒に座ってもいいですか?」私は彼を見つめながら尋ねた。

「いいよ」彼の返事を聞いて、私はほっとため息をついた。「ここで待っていろ」

彼はドラゴンが他の人たちと座っているテーブルに向かった。そのまま、彼はドラゴンの皿を取り、私のところに戻ってきた。

「はい」彼はパンケーキが乗ったトレイを私に手渡した。

「でも...」

「さあ、さっさと消えろ。お前がそんなクソ食ってるのを見たくない」私は黙ってトレイを受け取った。

「食べ物はそんなに悪くないよ」私は小さな声でつぶやいた。

「悪いかどうかなんて知ったこっちゃない...