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第34話

アウレリア・ダスク。

彼が私の首を舐めた時、背筋に震えが走り、思わずため息をついてしまった。

「君の体は俺を狂わせる」彼の手が右胸に滑り込み、巧みにマッサージした。

「私の体だけが好きなの?」私の声はささやきになっていた。

彼が乱暴に私を振り向かせ、背中を壁に押し付けた時、私は驚いた。

「馬鹿なことを言うな。君の体は俺を狂わせる、それは確かだ。だが、君の無邪気な性格も...」彼は私の首にキスをした。「それが俺をとても硬くする。君のプライドの高さが、俺をさらに君に夢中にさせるんだ、ドール」

彼の舌が喉元を下り、顎まで這い上がるのを感じ、また息を漏らした。

「誰に対してもこんな気持ち...