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第35話

ニコライ

アリッサにキスをしてから一週間が経った。そして毎日、俺はキングの怒りに備えてきた。彼女がソファの上で俺の隣に寄り添っているところを彼が見つけたら、罰を与えられるだろうとは思っていた。だがこんな形とは思わなかった。

キングが任務から戻る夜ごとに、アリッサが自分の部屋で眠っていようが、俺とメイソンと一緒に過ごしていようが、彼は彼女を自分の部屋に連れ込み、まるで儀式のように彼女を犯す。そして彼が作り上げつつある小さな中毒者のように、彼女はそれを愛している。彼女があの中にいて、頭がぶっ飛ぶほど犯されているのを知りながら、見ることさえ許されない俺は正気を失いそうだ。

今夜、シャワーの音が...