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第19話

ニコライ

アリッサは目を見開いて僕を見つめている。まるで僕が正気を失ったかのように、彼女の胸が息のたびに小さく上下している。今の僕はちょっと気分が良すぎるのかもしれないが、キングが彼女とヤったと言ってから、彼女のことを考えずにいられなかった。

だから眠れなかったんだ。彼女がキングの下で喘ぎ、快楽に身をよじる姿が、頭の中で何度も何度も繰り返されている。それを自分の目で見たいという欲望が、くそほど強い。

キングが彼女を共有するつもりがないことはわかっている。でも、僕は彼女に触れるつもりはない。少なくとも、手では。「ねえ、ただ君が自分のアソコで遊ぶところを見たいだけさ。僕のためにそれくらいして...