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第132話

メイソン

本当にこれをするのか?

ニコの熱くて濡れた口が俺を包み込み、彼の舌がピアスの上を舐めて激しい熱を直接体に送り込んでくる今、そんな質問をするには遅すぎる気がする。

俺の腰が本能的に跳ね上がる。「うわ、すげぇ」と俺は掠れた声で言う。声は張り詰め、自分でも認識できないほどだ。「これ…マジでいい感じだ」

隣では、アリッサが小さく喘ぎ、その声はキングの荒々しい唸り声と完璧なハーモニーを奏でている。彼女の視線は俺、ニコ、そして彼女の中で動くキングの間を行き来している。彼のズボンは必要な分だけ下げられているが、彼女はそれを濡らしきっている。

それほど、この光景を見ることで彼女は興奮しているのだ。

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