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第128話

アリッサ

ニコは服を脱ぎ捨て、私の肌に塗りつけられた跡に視線を釘付けにする。彼は私の隣にひざまずき、他の男たちの精液を味わうように舌を伸ばす。彼の舌が私の胸をゆっくりと意図的になめ上げる最初の一撃で私は身震いするが、本当に私を燃え上がらせるのは彼の胸の奥から響く獣のような唸り声だ。

「くそっ」彼は荒々しく欲望に満ちた声でうめく。彼の手が私の腰をつかみ、私を仰向けに導きながら、キングとメイソンの痕跡を貪欲に舐め取っていく。

「こんな風に味わうのは最高だ」彼は舌を這わせながら呟く。「お前の全て—隅から隅まで—俺が綺麗にしてやる」

彼の声の所有欲が私の太ももを強張らせ、柔らかな嬌声が唇からこ...