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第106話

メイソン

「昨夜は何か違和感なかった?」とニコが心配そうな声色で尋ねながら、彼は自分とキングのプロテインシェイクを無造作にかき混ぜている。

私はズリと一緒にテーブルについており、彼女が卵を食べるのを手伝うと彼女はくすくす笑う。朝はずっと外出する予定だから、卵とソーセージは簡単な食事として良さそうだった。

キングに起きたことを話したなんて、今でも信じられない—自分がバイとして目覚めたとか何かを経験していると思っていたことについて。あるいは彼の言うとおりかもしれない。単に自分が思っていたよりも興奮していて、彼とニコがセックスするのを見て刺激されただけかもしれない。でも、それだけで、ニコがアリ...