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第53話

ケイレブは私が少しでも眠れるよう、私の背骨に沿って指を上下に動かしてくれている。私は彼の上に乗り、鼻を彼の首の付け根に埋め、膝を彼の腰の両側に置いている。ケイレブが何時間も私を抱いた後、こうして眠ってしまったのだろう。まだ彼を中に感じることができる。長い夜だったけれど、私たちが交わした一つ一つの触れ合い、キス、囁きを楽しんだ。

彼の手が掛け布団の下に入り、私のお尻を包み込んで強く握る。彼の手が全身を撫でるのが大好きだから、じっとしていようとする。彼は私に対してとても忍耐強く愛情深い。私は彼にますます恋に落ちていくのを感じる。サフィアも目を覚まし、私に何枚かのイメージを送ってきて、彼女も私に同...