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第32話

二度のオーガズムの後、私はレイヴンを自分の上に引き寄せる。彼が私にキスをすると、彼の唇に自分の味がついているのを感じる。

「レッド、僕の美しいソウルメイト!君はキャンディーのような味がして、花火のように激しく絶頂する!」

「なんてことを言うの!」私は彼の頬に手を添える。「あなたとケイレブが私の人生にいてくれて、本当に嬉しいわ。もう二度と幸せになれるとは思ってなかった。あなたたち二人に出会うまでは」

「愛してる、レイン」レイヴンがそう言うと、私は動きを止める。

「私を愛してるの?」信じられないと尋ねる。

「初めて君を見た瞬間から愛していた」レイヴンが言う。「君とサフィアは僕にとって最高...